CONCEPT/HISTORY さいかい堂のこだわり・歴史
愛のあるお菓子作りを通して
人を幸せにする
心をほどき、人を結ぶ。そんなお菓子を手しごとで毎日ご準備しています。
頑張ったときのご褒美や少し落ち込んでいるときの励ましとして、さいかい堂のお菓子を手に取ってもらい、心に残る緊張やわだかまりをほどくような「おいしいお菓子」を提供したいと毎日考えています。
そして「このお菓子、あの人も喜ぶかも」と大切な人を思い浮かべてもらえるよう
ひとつひとつ丁寧に皆さんにお届けしています。
CONCEPT 生産者との出会い・ご縁を大切に・納得できる食材選び
食材選びは実際に目利きし、口にして納得できるものを選んでいます。
特に「吉村産地のたまご」は養鶏場まで足を運び、えさや飼育状況を見て使いたいと惚れ込み使用し続けている地元の素材です。
他にも吉井町の「松永さん家のいちご」や佐世保でとれる牛乳を使用し、佐世保を盛り上げたい気持ちもこめて地元の素材を大切にしています。
また、ブルーベリー(信州)やラフランス(山形)の農家さんとは、鎌倉での修行時代に出会いました。
農家さんのものづくりに対する思いや果物の質の良さに惚れ込み、気づけば30年以上のお付き合いとなりました。
素材の味や見た目にこだわるのはもちろん、その素材がどのように作られ、どんな人が作っているのか、という視点も大切にしています。
時代や流行は移りゆくものですが、食材や商品作りに対して情熱とこだわりを持つ方が作る材料を使うことで、「さいかい堂」の味を守り続けたいと考えています。
CONCEPT 老若男女に愛される商品を目指しつつ、遊び心や斬新さを忘れないものづくり
「どういったお客様がどのように食すのか」という視点もお菓子作り、料理作りにおいて大事にしています。
食べやすい食感や口溶けの良さ、懐かしさを感じるような風味がさいかい堂のお菓子の特徴です。
その中に歯応えのある素材でアクセントを忍ばせてみたり、食べ飽きないよう素材のバランスを試行錯誤しひとつのお菓子を作り上げています。
おいしいものを作るだけでなく、お客様に幸せになってもらいたい。掲げている企業理念に立ち返りながら最終的な味のまとまりを考え素材選び、配合、製造方法を考えています。
CONCEPT 四季の移ろいや日常のささやかな楽しみと共にあるお菓子
旬の食材などは特に、こういう食べ方もおいしいですよと提案するようなお菓子作りも心掛けています。
お客様のニーズだけでなく、お客様が気づけないニーズや楽しみ方を商品を通してお伝えすることも我々のしごとの一つです。
季節の移ろい、おいしい素材。日本だからこそ佐世保だからこその楽しみ方をこれからも提案し続けていきます。
創業1910年、和菓子屋の西海堂から
洋菓子のさいかい堂へ親子で
紡いできたお菓子作り
1910年、佐世保市春日町で和菓子屋として西海堂が生まれました。
商店街の一角に、軒を連ね、カステラやお饅頭を売る小さな和菓子屋でした。
現オーナーシェフ(4代目:永田則之)が、父親(3代目:永田末男)の跡を継ぎ、西海堂を守るべく、洋菓子店へ修行へ行ったことが、今の洋菓子店さいかい堂のはじまりです。
地元の質の高い食材を使い、美味しいと信じるお菓子を作り続けたことで、少しずつ「佐世保のケーキ屋さん」として認めていただけるようになりました。
春日本店との別れ
さいかい堂の原点である春日本店が、2024年4月で閉店いたしました。
これまで支えてくださった全ての方に感謝の気持ちをもって、名切店ともみじが丘店が、今後より一層愛されるお店に成長できるようお客様がワクワクするお店づくり・商品作りに励んでまいります。
HISTORY 沿革
- 1910年
- 和菓子屋「西海堂」 創業
- 1989年
- 現シェフが4代目として継承し、和菓子屋から洋菓子屋へ衣替え
- 2001年
- 佐世保市もみじが丘町に、さいかい堂もみじが丘店オープン
- 2003年
- 有限会社さいかい堂設立
- 2018年
- 春日本店リニューアルオープン
- 2022年
- 佐世保市熊野町に、S.NAKiRi cafe オープン
- 2024年
- 春日本店前国道拡張事業による土地収容のため、春日本店閉店。
NAKiRi店、もみじが丘店リニューアルオープン